こんにちは。
60才おじさま経営者の専属WEBサポーター・つるはらひとみです。
WEB広告を出稿するとき、あなたは何かの成果を出したいと思っていますよね?
認知を広めること、問い合わせを増やすこと、売上を上げること…目的が何であっても構いません。
そして必ず、目標数値の設定をしますよね。
認知を広めることが目的の場合は数値設定は難しいですが、それ以外の場合は「月に問い合わせ○件」「売上○万円」などの詳細な設定をするはずです。
ですが
WEB広告を出稿してすぐにゴール数値をを求めないようにしましょう。
広告はすぐに成果が出るものではありません。
もちろん、ランディングページや広告文、バナー画像、動画素材など、準備段階ででき得る100%の準備をする必要はあります。
ですが、これだとクリックされやすい、これなら申込みが入りやすい、などある程度の定石はあっても、答えはありません。
出稿してみたけど2日間反応がゼロ…というときに、広告文やバナーを変更したり、ターゲットを変更したりすることで、急に申し込みが入りだすということもあります。
また、継続してしばらく運用しなければデータが蓄積されません。
蓄積されたデータを元にAIが最適化をしてくれるので、データが貯まる前に停止するのはとてももったいないです。
継続して出せば出すほど、効果が改善されていくのです。
そして流行やライバル商品の動向、ひいては社会情勢にも左右されます。
例えば2011年の東日本大震災が起こった日。
私は都内のインターネット広告代理店で働いていて、その日は帰宅難民になったので会社に泊まりました。
深夜まで仕事をしていたのですが、リスティング広告のインプレッションやクリック数が時間を追うごとに目に見えて激減したのです。
関東から東北までインターネットを見るどころではなかったので、その結果は頷けますよね。
その日の15時までものすごく好調だった旅行会社さまの広告が、一晩で超悪化し、同じく帰宅難民になっていた先方の担当さんと相談して広告を停止しました。
(呑気に仕事していたような雰囲気を出していますが、あの日は東北の状況の情報が正確に入って来ず、電車も止まり、一人暮らしで不安と混乱の中、落ち着くために仕事に集中したという経緯です。)
これは極端な例ですが、一晩でそのようなことも十分にありえるのです。
ただ、そうなった場合にすぐ掲載を止めることができます。
逆に、類似商品がメディアに紹介されたことで広告が目にとまるようになり、あなたの商品までもがバンバン売れだすこともあるのです。
WEB広告なら社会情勢が安定するまで掲載を止めることができますし、流行に合わせて広告を変更することもできます。
要は出してみないとわからないのです。
WEB広告の良いところは、出稿後も簡単に修正ができる点です。
テレビCMですと巨額の制作費を投入して何日もかけて制作していて、さらには契約期間もあるので、反応が悪かったからといって変更はできませんよね。
チラシも印刷して配布してしまったら変更できません。
初めてWEB広告を出す人は失敗できないと思って、最初からものすごく慎重に検討されることもあります。
でも私からはとりあえず出してみて修正しながらゴールを目指しましょうと提案したいです。
WEB広告は、少しずつ修正しながら改善していきましょう。