こんにちは。
60才おじさま経営者の専属WEBサポーター・つるはらひとみです。
私は地方に住んでいますが、県内では割と人口が多い街なので生活には困りません。
大きなショッピングセンターがあり、フィットネスクラブがどんどん増え、医療も充実しています。
なので、新しいお店のオープンもそこそこ見かけます。
田舎なのでビルはあまりなく、開店するときはだいたい新しく建物を建てます。(もしくは閉店した店舗の改装ですが、個人経営のお店ではあまり見かけませんねぇ。なんでだろう)
店舗兼用住宅だったり、店舗だけだったりいろいろです。
最近は大きなショッピングセンターの周りに小さな個人経営のお店がオープンするパターンが多いのですが、だいたい数ヶ月で閉店しています。
市内で一番土地が高い人気エリアで、ショッピングセンターのお客さんがたくさん往来するのに、です。(なんなら県外からも来ます。)
原因はいくつか考えられるのですが、私なりに考察してみました。
それらに共通しているのが、
- ショッピングセンター内にもあるジャンルのお店(お客さんはショッピングセンター内で十分満足している)
- 駐車場が狭い
- ショッピングセンターの周辺とはいえ、見えづらい場所にある
- 店舗の前に店主の友達らしき人たちがたむろしている
- おしゃれすぎて何屋さんかわからない
駐車場も立地も大切ですが、私が気になったのは最後の2つです。
オープン当初はきちんと接客態勢になっているんだと思います。
でもだんだん内輪のたまり場化してしまったのか、一見さんが近寄りがたい雰囲気になってしまっているのを何度か見かけました。
これはウェブ上のClubhouse内でもありましたよね。
オープンなルームにしているのに内輪ネタで盛り上がったり、モデレーターが尊敬している人なだけでそこまで知名度がない人を有名人扱いしたり…
「あっ、〇〇さんが入ってきたー!あげちゃお♡みんなー!〇〇さんが来ましたよー!」みたいな。
それで「誰か話したい人いませんか?」と言われても手を挙げづらいですよね。
あとキラキラ起業女子ブームの頃、メンバー内で女子校ノリでお茶会をしてコメント欄でも盛り上がり、そのコミュニティ内だけで受注を取り合って「月商7桁達成した人が続出♡」と打ち出していたり。
新規顧客が入りづらい雰囲気を自ら作り出しているパターン。
Clubhouseは無料なので時間を浪費しただけ(とはいえそれもかなりの損失)ですが、起業家や実店舗でやってしまうと利益が上がらないどころか、借金を残して閉店になるのです。
で、もう1つの「おしゃれすぎて何屋さんかわからない」問題。
確かに若者に人気のエリアなんです。
おしゃれにしたい気持ちもわかります。
でも、スタイリッシュすぎてどこに看板があるのかわからないのです…
かつガラス張りなのに路面に向けておしゃれな装飾をしているので、店内が見えません。
これが東京や大阪みたいに多くの人が路地を歩いているなら、スキマから中を少し覗くということもあるでしょう。
でもそれを地方の車社会で真似しても、車で通り過ぎてお店の存在すら認知してもらえないのです。
「ここは誰向けの何を売っているお店ですよ」と看板を立てておかないと、怪しまれて誰も近寄ってくれません。
怪しまれるならまだしも、認知すらしてもらえません。
結局何が言いたいかと言うと、ランディングページでも気をつけないといけないよ、ということなのです。
- キャッチコピーで何のページかわからない
- おしゃれにデザインすることに注力しすぎて申込み導線ができていない
- プロフィールの肩書きが独自性を追求しすぎていてよくわからない
これは、いくら広告を出しても申し込みが取れない典型のランディングページです。
私ももう一度を見直してみる必要があるな、と感じました。